【転職の最終面接】合格フラグの見極め方

転職エージェント複数

いよいよ最終面接。

あと一歩で転職が決まる。

こんな時は、結果が気になって仕事が手につかないし、家にいても落ち着かない

なんてことありますよね。

前回は、一般的な面接における合格フラグ(合格サイン)を紹介しましたが、

最終面接ならではの合格フラグも存在します。

今回は、転職活動の最終面接における合格フラグの見極め方について紹介したいと思います。

この記事を書いている人

  • 転職を7回経験
  • 転職面接を100回以上経験
  • 採用マネージャーとして採用側の経験もあり

 

最終面接は誰とするか

社長

まず最終面接は誰とするかです。

これは、会社の規模や会社の方針によって異なるので一概には言えないので

あくまで参考としてください。

大企業の場合

候補者が非管理職(ジュニアレベル)の場合 → 事業部長

候補者が管理職(シニアレベル)の場合 → 担当役員

中小企業の場合

候補者が非管理職の場合→事業部長、又は役員、又は社長

候補者が管理職の場合→役員、又は社長

会社の規模、そして候補者のジョブレベルによって、最終面接官は異なる傾向があります。

しかし、共通して言えるのは、どのケースにおいても最終面接は、会社において役職が高い人が最終面接官になります。

 

転職における最終面接の位置付け

最終面接

こちらも会社の方針によって異なるのですが、一般的に最終面接は、部署の代表者、または会社の代表者(社長)「確認」という位置付けです。

「選考」の要素は、それまでの面接に比べると減ります。

採用するマネージャーや部長などが、社長や役員に対して「この人を採用したいから会ってほしい」とお願いするケースが最終面接ということが多いと思います。

つまり、最終面接に呼ばれた時点で、採用される可能性は高いと言えます。

社長や役員など会社の要職を務める人は、非常に忙しいので、選考目的で何人も面接をお願いするわけにはいきません。

なのである程度採用が決まっている人に確認目的で面接をお願いするケースが多いです。

もちろん、最終面接においても「選考」の要素が強い会社もあるので油断は禁物です。

 

最終面接における合格フラグ

最終面接合格フラグ

このように最終面接は、呼ばれた時点で合格の確率が高いですが、合格フラグもあります。

 

採用前提ととれる発言

最終面接の面接官(役員、社長)から、「一緒に働けるのを楽しみにしているよ」など、採用前提ととれる発言があった場合は、合格フラグと考えて良いでしょう。

 

具体的な入社日の確認

面接官(役員、社長)から、具体的な入社日の確認があった場合も、合格の確度が高いと判断して良いでしょう。

 

猛烈な会社のアピールがある

会社として候補者をなんとしても採用したい、競合企業に行ってほしくないなど、採用意欲が高い場合、最終面接の面接官(役員、社長)に最後の一押しをお願いする場合があります。

なので最終面接で社長や役員から、猛烈な会社のアピールがあった場合は、合格フラグと考えて良いでしょう。

 

最終面接における不合格フラグ

不合格フラグ

最終面接においても不合格フラグはあります。

 

否定的な発言やきついダメ出し

最終面接で、否定的な発言やきついダメ出しがあった場合は、不合格フラグの可能性があります。

 

面接の雰囲気がネガティブ

通常最終面接は、ポジティブな雰囲気で進行することが多いですが、ネガティブな雰囲気になってしまった場合は不合格フラグかもしれません。

特に、面接の最初は明るく始まったのに、最終的にネガティブ雰囲気になってしまった場合は、面接の中でマイナスな印象を与えてしまった可能性があります。

 

面接の結果が遅い

面接中の不合格フラグではありませんが、面接後の結果が著しく遅れている場合は、不合格フラグと考えて良いでしょう。

特に1ヶ月くらいたっても結果が来ない場合は、要注意です。

上記で話したように、最終面接は採用前提のことが多く、最終確認なので、判断に時間がかかることは基本ありません。

企業が本当に採用したい候補者は、他に行かれたくないので、すぐにオファーレターを出して入社を決めてほしいと考えます。

なので、最終面接後に時間がかかっているのは、何か事情があると考えられます。

よくあるのは、他に第一候補者がいて、その候補者の選考結果を待っているケースです。

他の候補者が、1回目の面接、2回目の面接、最終面接が終わるまで待たされることがあります。

この場合あなたは、第2候補なので、他の候補者が採用されることになると、あなたが採用される可能性は低くなります。

 

合格フラグの確認方法

合格フラグ確認

今回紹介させていただいたのは、あくまでも最終面接の一般的な合格フラグです。

応募する会社によって状況は異なります。

ある会社によっては、合格フラグだけど、別の会社にとっては合格フラグではないということがあります。

そこで、合格フラグの見極めをするために良い方法があります。

それは転職エージェントに聞いてみることです。

もちろん、エージェント経由の応募の場合のみできることですが、あなたの選考を担当している転職エージェントに企業の最終面接の位置付けについて確認すると良いです。

良いエージェントであれば、企業の内情はよく知ってます。

その情報をもとに合格フラグを判断してみてください。

一般的な面接の合格フラグは、以下の過去の記事も参考にしてください。

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