海外不動産やフィリピン不動産に興味があるけど、実際はどうなんだろう?
ネットの情報は業者の情報ばかりだし、何を信じて良いかわからない。
実際にフィリピン不動産投資している個人の経験や感想が知りたい。
と思いますよね。
私自身もずっとそう思いながら、ネットやセミナーで情報集め続けました。
そしてついに私も2022年3月からフィリピン不動産のプレビルド投資を始めることにしました。
フィリピン、マニラのマカティにあるコンドミニアムのワンベッドルームの部屋を購入します。
正確には「プレビルド投資を始めます」、「購入する権利を買います」という言い方が正しいでしょうか。
フィリピン不動産投資について、不動産業者の情報だけでなく、個人の実体験が知りたいという人のために、このブログで私のプレビルド投資の体験をリアルタイムでアップデートしていきたいと思います。
私自身、このプレビルド投資が成功するか失敗するかわかりませんが、フィリピン不動産投資を検討している方の参考になれば嬉しいです。
私のフィリピン不動産 プレビルド投資概要
投資国:フィリピン
投資エリア:マカティ、マニラ
投資物件:MINT RESIDENCES
物件URL:https://mint-residences.com/
購入した部屋:ワンベットルーム
頭金の月々支払い:約5万9000円 (36回払い)
デベロッパー:SMDC (SM Development Corporation)
引き渡し:2026年1月31日
仲介会社:フラッグシティパートナーズ
プレビルド投資とは?
プレビルド(Pre-build)とは、物件の建設が完成する前に、物件を購入することです。
工事が着手される前に物件が売り出されることもありますし、工事中に売り出されることもあります。
日本の不動産では禁止されている販売方法ですが、フィリピンをはじめ東南アジアの不動産の購入をする場合によく使われる販売方法です。
プレビルドの物件は、基本的に発売開始直後に一番安い価格で売りに出されます。
そして建設が進み時間が経過するにつれて段階的に値上げされていきます。
プレビルド投資の利益の出し方は2つあります。
一つ目は、発売開始後の早いタイミングに安い価格で購入し、順調に価格が上がってきたところで物件の引渡し前に転売してキャピタルゲインを狙う方法です。
例えば、物件の建設前に1000万円でプレビルド購入し、5年後物件が完成した時に1500万円に値上がりしていたら、それを転売して500万円の利益を得るイメージです。
二つ目は、発売開始後の早いタイミングに安い価格で購入し、完成後転売せずに、賃貸に出してインカムゲインを狙う方法です。この場合も安く購入しているので投資効率があがります。
プレビルド方式の場合は、引き渡しまでに頭金を分割で支払い、残りは引き渡し後に支払う仕組みです。
フィリピンのプレビルド投資の良いところは、頭金を分割で支払えることです。
国によっては、頭金は、一括での支払いを求められることもあるので、最初にまとまった金額が必要ですが、
フィリピンのプレビルド投資は、月数万円から可能です。
なぜフィリピン不動産を始めたのか?
理由は成長する国の不動産に投資をしたかったからです。
日本の不動産投資もやっているのですが、一番悩ましいのは、日本は、過去30年間成長してない国です。
失われた30年とも言われています。
日本は今後も成長はあまり期待できません。
もちろん日本は、金利が低いので融資の面では、不動産投資に向いている国ではあります。
しかし成長しない国の不動産だけに投資するのはバランスが良くないと思いました。
そこで海外の不動産への分散投資を考え、フィリピン不動産に興味を持ちました。
フィリピンは今後も成長していく国です。
私がフィリピンという国に注目しているのは以下のポイントです。
フィリピンの人口は増え続ける
フィリピンの人口は、2020年5月1日時点で1億903万5,343人(フィリピン統計庁データ)です。
2015年から2020年にかけての年平均人口増加率は、1.63%で5年間で800万人超も増加しています。
2050年には、1億4,000万人を超えると予想されています。
日本の人口が減少傾向なので、フィリピンの人口が日本を上回る日も遠くないですね。
経済成長が続く
JETROの記事によると、フィリピンの2021年の実質GDP成長率は5.6%。
2022年の経済成長率は7~9%と予測されています。
日本経済新聞社のデータによると、日本の2021年の実質成長率は2.7%、2022年予測は3.2%成長ですから、フィリピンは、日本の2〜3倍のスピードで成長していることがわかります。
人口ボーナス
人口ボーナスとは、「子供と高齢者に比べ、労働力人口が多い状態」です。
労働力人口が多いので経済成長が促進されるので人口ボーナスと呼ばれています。
フィリピンは、2062年まで人口ボーナスが続くと言われています。
ちなみに日本の人口ボーナスは、2005年に終了しました。
この点からも、フィリピンの長期的な成長の可能性が感じられます。
一時的な経済の浮き沈みや不動産価格の変動はあると思いますが、フィリピンは国として成長していくことは間違いないと考えます。
そういった成長する国に投資をしたいと思ったことがフィリピン不動産に投資を決めた理由です。
フィリピン不動産 プレビルド投資のメリット
私がメリットを感じたのは以下の4点です。
プレビルド投資メリット
- キャピタルゲインを得る可能性が高い
- 複数回に分けて支払いができる
- 初期投資が少なくて済む
- 失敗した場合のマイナスが限定的
フィリピン不動産 プレビルド投資のデリット
次にプレビルド投資のデメリットです。
プレビルド投資のデメリット
- 完成までに価格が上がらない可能性がある
- 物件の完成が大幅に遅れる可能性ある
- 物件のエリア環境がどう変化するか予想できない
- フィリピンの政治、経済状況の予測が難しい
- 日本から得られる情報が限定的
SMDCについて
今回購入を決めたMINT RESIDENCESは、フィリピンの大手デベロッパーSMDC(SM Development Corporation)が開発するコンドミニアムです。
SMDCは、フィリピンのデベロッパーランキングでトップ3に入る評判の高いデベロッパーです。
SMDCの親会社は、フィリピンの財閥企業SM Investments Corporationで傘下に小売部門・不動産部門・銀行部門などを保有するフィリピン国内で屈指の大企業です。
フィリピンに住んだことがある方であれば、誰でも知っていると思いますが、SMという日本で言うとイオンのようなスーパーのチェーンも展開している企業です。
- SMグループの企業である。
- デベロッパーとしての現地での評価も高い。
これらの点でSMDCは、ブランド力があって、信頼のあるデベロッパーと言えるでしょう。
フラッグシティパートナーズについて
今回の物件は、私が直接フィリピンのSMDCと交渉して契約したのではなく、フラッグシティパートナーズ経由で契約させていただきました。
フラッグシティパートナーズは、国内、海外で不動産事業を展開する会社です。
中でもフィリピン不動産の販売件数は日本一で、フィリピンのプレビルド物件の販売に深い知見をもった会社です。
SMDCとは特に強いパイプを持っているので、情報収集から契約までとてもスムーズに進みました。
フィリピン不動産投資を始めたい方に
成長する国の不動産に投資したいと考えている方に、フィリピン不動産はオススメしたいです。
もちろん成長の過程には、リスクもあると思いますが、そういったものを許容できるのであれば検討しても良いと思います。
私自身も100%絶対に利益が出ると確信して進めたわけではありません。
正直まだ不安はあります。
海外不動産投資を学ぶことやプレビルド投資を学ぶことも今回の私のフィリピン不動産投資の目的に含まれています。
今回は、私のフィリピン不動産プレビルド投資についてハイレベルな情報を紹介させていただきました。
今後このブログでは、
- フィリピン不動産投資、プレビルド投資についてより具体的な情報
- 購入する物件の価格の推移、工事の進捗
など個人投資家視点でリアルな情報を発信していきたいと思います。