マルコス大統領が誕生し、今後フィリピンの経済がどう変わって行くのか、
フィリピン不動産投資家にとって気になるところですよね。
大統領が変わった影響か、コロナからの回復の影響か
フィリピン経済は、第1四半期は、好調な景気拡大しています。
フィリピン統計局(Philippine Statistics Authority)によると2022年第1四半期は、予想以上の8.3%の成長だったそうです。
またフィリピン政府は、2022年の経済成長目標を7-9%に引き上げました。
経済全体としては順調そうです。
不動産投資の環境はどうでしょうか?
国内外でいくつか記事を見つけたので紹介します。
フィリピンの住宅市場について
フィリピンの住宅市場に関して海外の記事を見つけたのでポイントを紹介したいと思います。
Global Property Guide
Philippines’ housing market remains weak
Global Property Guideの「フィリピンの住宅市場は依然として弱い」というタイトルの記事です。
フィリピン不動産投資家としては、少し心配です。
記事のポイントをピックアップします。
- マカティCBDコンドミニアムの価格は、2022年第1四半期まで年間で6.54%下落
- フィリピンの経済状況が徐々に改善しているが、フィリピンの住宅市場は、依然として脆弱。
- フィリピンは2010年から2018年にかけて住宅価格の急上昇を経験した。マカティのCBD価格は強い需要と急速な経済成長により132%以上(インフレ調整後76%)上昇。
- 国内経済の減速により、住宅市場は2019年に急激に減速し、不動産価格は1%下落。
- コロナウイルスのパンデミックは状況を悪化させ、2020年以降住宅価格は、2桁の下落。
- 実際の住宅価格は2020年に16.11%下がり、2021年にはさらに9.81%下がった。
- 住宅価格ブームは終わったようである。
この記事を読む限り現状のフィリピン不動産は、投資環境としてはあまり良くないようです。
プレビルド投資家としては、ちょっと心配になりますね。
とはいえ、フィリピン政府は、2022年の経済成長目標を7-9%に引き上げたようですし、
経済成長が続けば不動産の価格の上昇も期待できるのではないでしょうか。
フィリピンの不動産はバブルになりにくい
先ほどのGlobal Property Guideの記事を読むと、
フィリピンの不動産はバブルになって終わってしまったの?
と思って心配になりますが、
フィリピンの不動産はバブルにはなっていないし、今後も経済成長に伴って上昇していくと考えています。
フィリピン投資のスペシャリストのGSRさんの記事はとても参考になりました。
フィリピン不動産を保有する意味③
https://www.gsr-jp.com/blog/b-20220617-01/
私の投資物件SMDC Mint Residences価格の推移
(出典:dot property)
今年から私がプレビルド投資を始めたSMDC Mint Residencesの価格ですが、
Dot Propertyのサイトを見ると、2022年に入ってから多少の上下はありますが、
全体的にゆるやかな下落傾向にあります。
2022年7月の時点で前年比3.6%です。
2026年の引き渡し前の2025-2026年頃に今より価格が上がっていれば、
引き渡し前に売ることを考えていますが、
もし買値を下回った場合は
購入し賃貸に出すことも検討しています。
私の投資物件SMDC Mint Residences建設状況
いつもYoutubeで建設の状況を報告してくれる動画を見てチェックしているのですが、
4月以降新しい動画がアップロードされていないですね。
建設が進んでいないのでしょうか、それとも動画のアップロードが追いついていないだけなのかは謎ですね。
22022年4月時点で17%ということだったので、次のアップデートを待つことにします。
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参考【海外不動産投資】フィリピン不動産・プレビルド投資を始める方法
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