【転職エージェントの付き合い方】気をつけて!使えない転職エージェントを見分けるポイント

転職エージェント付き合い方
転職エージェント選びが重要だって聞いたけど、どうやって見分けたら良いの?

転職活動の成功に一番重要なことは、良い転職エージェント(パートナー)を見つけることです。

エージェントは、頼りになる良いエージェントもいれば、悪い言い方をすると使えないエージェントもいます。

そこで使えない転職エージェントを見分けて、良いエージェントとの付き合いに絞っていくことが大切です。

転職活動が初めての方は、最初は難しいかもしれませんが

使えない転職エージェントを見分けるポイントを押さえておけば難しくはありません。

転職7回でこれまで100人以上の転職エージェントと協業してきた私が、使えない転職エージェントを見分けるポイントを紹介したいと思います。

この記事を読んでわかること

  • 使えない転職エージェントと付き合うリスク
  • 使えない転職エージェントを見分けるポイント
  • 転職エージェントを見分ける力を磨く
  • 優秀なキャリアコンサルが多い転職エージェント
モリー
この記事を書いている私は、転職7回、転職面接は100社以上経験。これまで様々な転職エージェントと協業しながら転職活動をしてきました。転職エージェントとうまく協業することで年収を240万円から5倍以上にアップできました。また採用マネージャーとして、採用側の経験もあります。

転職エージェントとうまく付き合うメリットについては以下の記事を参考にしてください。

転職エージェントと付き合うメリット
参考【転職エージェントは活用すべき】転職エージェントとうまく付き合うメリット19選

転職活動中だけど本当に転職エージェントを使うべきなの? とお考えの方も多いと思います。 結論から言いますと転職エージェントは絶対に使うべきです。 転職活動の成功に一番重要なことは、「良い転職エージェン ...

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使えない転職エージェントと付き合うリスク

使えないエージェントのリスク

使えないエージェントと付き合うリスクを知っておくことが重要です。

今回は、使えないエージェントと付き合うことで気をつけなければならない4つのリスクを紹介します。

書類審査に通る確率が下がる

使えない、信頼できない転職エージェントは、あなただけでなく、採用側の企業からも信頼されていない可能性が高いです。

あなたが何か商品を購入を検討しているものがあったとしましょう。

あなたが信頼していない人から紹介されたものの購入を検討しますか?

購入しないですよね。

採用に関しても同様です。

信頼できるエージェントから紹介された候補者であれば、採用側の企業も前向きに検討してみようと考えます。

反対に、いつも適当で信頼していないエージェントから候補者の紹介があったらどうでしょうか?

採用担当者も忙しいですからメールや書類に目を通すのを後回しにされたり、じっくり書類を見てもらえない可能性もあります。

このように信頼できない転職エージェント経由の書類応募は通過率が下がるリスクがあります。

 

面接を通過する確率が下がる

上述の通り使えない、信頼できない転職エージェントは、あなただけでなく採用側の企業からも信頼されていない可能性が高いので、面接選考も不利になります。

優秀なエージェントは、採用側の企業から信頼を受けているので、面接に関する情報をたくさん収集しています。

例えば、面接官はどんな人で、この面接ではどんなことが求められて、こういうポイントがアピールにつながるなど面接の対策となる情報です。

こういった情報をもとに面接対策しておけば面接通過の可能性は高まります。

しかし、信頼できない転職エージェントは、採用側の企業から信頼されていないので、面接に有益な情報を引き出せないのです。

またそもそも使えない転職エージェントは、採用側の企業から面接に関する情報のヒアリングもしようとしません。

ただ求人書類の横流し、面談の設定だけです。

こんな状況なので、信頼できない転職エージェント経由だと面接を通過する確率が下がるということは明らかです。

 

転職後のミスマッチが起こる可能性がある

使えない転職エージェントは、採用側の企業からヒアリングを怠って、受け取った求人票しか読んでいないことがあります。

なので求人票の内容や背景をよく理解していないのです。

あなたが求める会社像と採用企業が求める人材像がマッチすることが、求職者と採用企業にとってハッピーです。

それがマッチしない場合、転職後にミスマッチが起こってしまい転職者と採用企業にとって最悪の状況になります。

使えない転職エージェントは、あなたが求める会社像と採用企業が求める人材像をよく理解していないので、ミスマッチな案件を紹介し、選考を進めることがあります。

最終的に面接に通って転職後が決まっても、ミスマッチが起こるとその後あなたも苦労しますし、会社にとっても大きな負担になります。

 

キャリアプランをミスってしまう可能性がある

使えない転職エージェントは、転職を成功させて、採用側の企業から紹介料を得ることに必死です。

あなたの長期的なキャリアの成功は使えない転職エージェントにとっては関係なく、彼らは目先の自分の利益しか考えていません。

そのため、あなたにとってふさわしくない求人(転職が決まりやすいだけで)を紹介し、就職が決まってしまうことがあります。

転職エージェントに紹介されて、応募してスムーズ転職が決まって良かった!と思ったけど、キャリアプランとズレてしまったということも起こります。

転職はあなたのキャリアにとって重要です。

間違った転職をしてしまうと、遠回りになってしまったり、取り返しのつかないことにもなりかねないです。

このように、使えない転職エージェントと付き合うことは大きなリスクがあるので注意が必要です。

 

使えない転職エージェントを見分けるポイント

使えないエージェントを見分ける方法

使えない転職エージェントを見分けるポイントを紹介します。

選考結果の連絡をしてこない

書類選考や面接で、合格の時は連絡してくるけど、不合格の場合に連絡をしない転職エージェントがいます。

これは、使えないエージェントの典型的な対応です。

応募する側からしたら、書類の準備や面接の準備に相当時間をかけてのぞんでいるので、例え不合格でも連絡は欲しいです。

というか例え不合格でも結果を伝えるのが人としてのマナーです。

また不合格でもそのフィードバック(何が足りなかった、何がダメだったか)があれば、次の対策にもなります。

恐らく使えないエージェント不合格の案件の対応は、彼らにとって紹介料獲得につながらないので、優先度が落ちてしまうのだと思います。

合格の可能性のある(紹介料獲得の可能性のある)案件に時間を使おうと考えるのでしょう。

選考結果の連絡をしてこない転職エージェントは速攻切ったほうが良いです。

選考結果の連絡をしないで、また次の仕事の紹介メールをしてくる転職エージェントがいますが、私はそういったエージェントからの連絡は無視するようにしています。

候補者の経歴、経験、人柄を深く理解しようとしない

転職エージェントがあなたのことを理解しようという姿勢が見られない場合、これは使えないエージェントの可能性があります。

使えないエージェントは、履歴書や経歴書の表面的なところしか理解しようとしません。

あなたのキャリアゴールや書類には見えてこない良いところを引き出して、採用企業に提案するというアプローチはしません。

使えないエージェントは、たくさんの求人、紹介の数をこなすことに必死なので、一人一人のことを理解することに時間を使わないのです。

 

求人内容を理解していない

使えないエージェントは、求人情報や企業についての理解もありません。

あなたの転職エージェントが求人情報や企業について何も知らない場合、使えないエージェントの可能性が高いです。

使えないエージェントは、求人情報に軽く目を通しているだけです。

求人企業について深く調べたり、採用担当者と実際に面談をして求人情報についてヒアリングをしていません。

 

ビジネスマナーがない

使えないエージェントは、ビジネスマナーがないことが多いです。

ビジネスマナーがないエージェントはあなたにとって不愉快なだけでなく、企業側にとっても不愉快です。

 

人として信頼できない

使えないエージェントは、人として信頼できません。

人として信頼できないエージェントは、採用側の企業からも信頼されていません。

つまり転職がうまくいく可能性も低くなります。

たくさん求人情報をもっていたとしても、人として信頼できないエージェントとの転職はリスクが大きいので避けることをおすすめします。

 

連絡が遅い

選考結果の連絡をしてこないと似ていますが、使えないエージェントは連絡が遅いです。

使えないエージェントは、質より量のスタイルで仕事をしていて、大量の求人情報を大量の求職者に流しています。

結果、一人一人の対応に時間がかかるのです。

メールや電話の連絡が著しく遅い転職エージェントは間違いなく使えないエージェントです。

 

メール連絡のみで面談の時間をつくらない

求人情報についてしっかりと説明する時間を作らずにメールで済ませようとするエージェントは、使えないエージェントの可能性が高いです。

使えないエージェントは、質より量のスタイルで仕事をしているので、一人一人にじっくり面談して、しっかり説明することを避けます。

使えないエージェントは、メールや添付ファイルだけ済ませようとすることが多いです。

 

紹介を成立させる(紹介料を獲得する)ことしか考えていない

採用企業からもらえる紹介料のことしか考えていないエージェントは、使えないエージェントの可能性が高いです。

使えないエージェントにとっては、紹介料が最も重要です。あなたのキャリアは二の次です。

あからさまにそのことを口にするエージェントはいないと思いますが、態度や言動から紹介料のことしか考えていない感じがしたら使えないエージェントです。

以前、あるエージェントとある企業の転職の選考を進めている時に、別の使えないエージェントが、選考の途中から自分を担当エージェントにしてくれと言ってきたことがありました。

紹介料を横取りしたかったのでしょうけど、お金のことしか考えていないありえない対応です。

 

採用企業と直接話していない

使えないエージェントは、求人に関して採用企業と直接話していないケースが多いです。

これは、使えないエージェントを見分ける重要なサインだと思います。

優秀なエージェントであれば、採用担当と実際あって、求人についてしっかりヒアリングしています。

しかし、使えないエージェントは時間がないので、ヒアリングを怠っていることが多いです。

また採用企業の担当者にそもそも信頼されていないので面談の時間を作ってもらえない場合もあります。

 

求人情報を横流ししているだけ

求人情報を大量にメールで送ってくるだけのエージェントがいたら使えないエージェントの可能性が高いです。

メールをしても返事がおそい、求人の内容について深く知らない。

でも求人情報は大量に送ってくる。

そんなエージェントは、求人横流し系の使えないエージェントです。

 

転職エージェントを見分ける力を磨く

エージェントを見分ける力を磨く

上記の使えないエージェントを見分けるポイントを理解すれば、使えないエージェントを比較的簡単に見分けることができます。

しかし、転職エージェントを見分ける力をより磨くには、経験が必要です。

私のおすすめは、たくさんのエージェントと一緒に転職活動をしてみることです。

1人の転職エージェントとだけ仕事をしている場合、その転職エージェントが良い人なのか使えない転職エージェントかわかりません。

たくさんのエージェントと一緒に転職活動をすることで、良いエージェント、使えない転職エージェントの違いがわかるようになってきます。

私自身は、これまで7回の転職を通して100人以上の転職エージェントとお付き合いしてきたので、今では簡単に見極めができるようになってきました。

転職エージェントの登録や利用は無料なので、できるだけ多くの転職エージェントに登録することをオススメします。

 

優秀なキャリアコンサルが多い転職エージェント

どんなに有名な転職エージェントでも、すべてのキャリアコンサルタントが優秀なわけではありません。

さすがに当たり外れがあります。

それを避けるためにも、複数の転職エージェントへの登録が重要です。

今回は、その中でも優秀なキャリアコンサルが多い転職エージェントを紹介したいと思います。

以下のエージェントは優秀なキャリアコンサルタントをたくさん抱えていて、頼りになる転職エージェントです。

まだ登録してない方は、ぜひ登録して面談してみることをおすすめします。

1. doda(デューダ)

転職サイトdodaが提供する転職エージェントです。

母体がdodaなので、非公開求人を含む約10万件の求人を取り扱っていて国内最大級といえます。

専門スタッフが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポート。

必要に応じてキャリアカウンセリングを実施してくれます。

まず登録すべき転職エージェントです。

転職サイトはdoda

dodaエージェントサービス

 

2. JAC Recruitment

JAC Recruitment(ジェイ エイ シー リクルートメント)は管理・専門職、ミドル・ハイクラス向けの高年収層に特化した転職エージェントです。

薦めたい転職エージェントNo.1 ※NTTコムオンラインNPS(R)ベンチマーク調査 転職エージェント部門2017年第1位

に選ばれいて、利用者の満足度90%以上を誇るエージェントです。

その理由の一つは、候補者のことを理解しようとする姿勢だと思います。

私が登録した時は、5人のエージェントが同時に参加し、私の経歴や今後のキャリアプランについてヒアリングしていだきました。

その後、複数のエージェントからたくさんのポジションを紹介いただいています。

おすすめのエージェントです。

ジェイエイシーリクルートメント

JAC Recruitment

 

3. エンワールド・ジャパン

エンワールド・ジャパンが提供する将来性のある日系企業への転職支援に特化したサービスです。

正社員、プロフェッショナル人材派遣、エグゼクティブ人材紹介まであらゆる方面から人材採用や転職・定着に関する支援を行っています。

エンワールドの中でもトップクラスの成約実績を誇るコンサルタントが対応してくれます。

コンサルタント自身が惚れ込んだ企業を徹底的に調べ、どこよりもその企業についての詳細な情報を持っているのが特徴です。

エンワールド・ジャパン

 

レバテックキャリア

レバテックキャリアは、ITエンジニア経験者専門の転職エージェントです。

あなたがITエンジニアであれば必ず登録しておくべきです。

"ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1"(※1)に選ばれたレバテックキャリアは、IT業界転職で最も頼りになる転職エージェントと言えます。

(※1)日本マーケティングリサーチ機構調べ
調査概要:2021年1月期_サービスの比較印象調査

高い専門性を持つアドバイザーがキャリアの選択肢を洗い出し、5000件以上のハイクラス求人の中からご登録者様のパーソナリティや志向性に沿い、まだ出会えていない理想の求人をご提案してもらえます。

 

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングはコンサルティング業界に強い転職エージェントです。

コンサル業界に興味があるなら、必ず登録してほしい転職エージェントです。

約3000名の現役コンサルタント、10000名の転職志望者を支援した実績があります。

リクルートキャリアが主催する「Most Valuable Agent」で、2015-Spring MVAを受賞しています。

アクシスコンサルティングをおすすめするポイントは2つあります。

【ポイント1】非公開求人数が全体の77%

【ポイント2】質の高いコンサルティング

まずは登録してキャリア診断をうけてみることをオススメします。

 

転職エージェントとうまく付き合うメリットについては以下の記事を参考にしてください。

転職エージェントと付き合うメリット
参考【転職エージェントは活用すべき】転職エージェントとうまく付き合うメリット19選

転職活動中だけど本当に転職エージェントを使うべきなの? とお考えの方も多いと思います。 結論から言いますと転職エージェントは絶対に使うべきです。 転職活動の成功に一番重要なことは、「良い転職エージェン ...

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