【海外移住におすすめの仕事】海外移住しやすいおすすめの仕事と探し方

海外移住仕事

海外移住したいけど、どんな仕事が見つけやすいのかな?

とお悩みの方は多いと思います。

海外移住のしやすさ、見つけやすさで一番のおすすめは海外で日系企業の現地ポジションに就職することです。

いわゆる「現地採用」で就職することです。

私自身31歳の時に日系企業の現地採用ポジションに応募し、ベトナムで仕事を始め、海外移住を実現させました。

海外の日系企業の多くは、現地採用ポジションを積極的に募集しています。

しかし一般的に海外就職に興味がある人は少ないので、倍率は日本の転職に比べると高くありません。

スキルや経験がマッチすれば採用される可能性が高いです。

つまりあなたの海外移住の意志次第で、実現性が高い方法と言えます。

今回は、海外移住しやすいおすすめの仕事として、日系企業の現地採用ポジションの紹介と探し方について説明したいと思います。

この記事を読んでわかること

  • 日系企業の現地採用ポジションとは
  • 日系企業の現地採用ポジションが見つけやすい国
  • 現地採用ポジションのメリットとデメリット
  • 現地採用ポジションの探し方
  • 海外移住を目的とした現地採用の活用方法

モリー

この記事を書いている私は、30歳で海外MBA留学。

卒業後、日系企業の東南アジア支社に就職し海外移住を開始。

その後、東南アジアの複数国で勤務。

現在は日本に帰国し、次の海外移住を計画中。

海外移住しやすいおすすめの仕事:日系企業の現地採用ポジションとは

日系企業

海外で見つけやすい仕事の一つが日系企業の現地採用ポジションです。

日系企業の現地採用ポジションとは、どのようなものでしょうか?

日系企業の現地採用ポジションとは

一般的に海外の日系企業は以下のような社員構成になっています。

  • 日本の本社からの駐在員(日本人)
  • 現地社員(現地人)
  • 現地採用の日本人(現地社員と同じ扱い)

つまり現地採用の社員は、日系企業の本社との契約ではなく、日系企業の海外支社との雇用契約、つまり現地社員になります。

給与も基本的に現地社員の給与水準になります。

会社によっては、日本人としての特別給与をもらえるケースがあります。

私が働いていたベトナムでは、日本とベトナムの物価の違い、給与の違いが大きいので、現地採用には、特別な給与水準が設けられているケースが多かったです。

もちろん、日本からの駐在員に比べると雲泥の差がありますが。。。

日本本社から派遣された駐在員は、日本本社との雇用契約を結んでいるので、日本の本社の社員です。

なぜ現地採用ポジションのニーズがあるのか?

海外の日系企業は、基本的に日本に本社があるので海外支社という位置付けです。

海外支社は、日本の本社と仕事のやりとりが多いです。

海外の日系企業は、現地の日系企業との取引も多いです。

つまり、海外の日系企業は、日本人や日本の会社とやりとりが多いのです。

そこで日本語が話せて、日本のビジネスを理解している社員が必要とされるケースが多いのです。

とはいえ、日本から給料の高い駐在員を何人も送るわけにもいかないので、現地社員として雇える日本人の現地採用にニーズがあるのです。

 

日系企業の現地採用ポジションが見つけやすい国

ホーチミン

現地採用ポジションは、海外で見つけやすい仕事であると説明しました。

であればどの国でも就職できるのでしょうか?

実はそうではありません。

現地採用ポジションが見つけやすい国とそうでない国があります。

現地採用ポジションが見つけやすい国

発展途上国、新興国では、現地採用ポジションをみつけやすいです。

その中でも特にポジションが多く見つけやすいのが東南アジアです。

東南アジアでは、外国人への就労ビザ発行が難しくありません

また東南アジアでは、日本人の現地採用ポジションへのニーズが高いので仕事を見つけやすいです。

特におすすめは、ベトナム、インドネシア、マレーシア、タイ、フィリピン、など成長著しい国です。

シンガポールもおすすめですが、以前は現地採用ポジションを見つけるのが簡単でしたが、就労ビザの取得が難しくなっているようです。

 

現地採用ポジションが見つけにくい国

外国人に就労ビザを発行するのが難しい国では、現地採用ポジションでも見つけるのが難しいです。

例えばフランスのように、失業率が高く、現地人の採用を優遇する国では、企業が外国人を採用することが非常に難しいのです。

企業が外国人の従業員のために就業ビザを発行するためには、相当なお金と労力がかかります。

なのでよっぽど優秀な人材、特殊な技能をもった人材でなければ、基本的に外国人を雇うことはしません。

欧米の国は、就労ビザの取得が難しいので、現地採用ポジションとして採用されるのは難しいです。

しかし配偶者ビザなど既に現地の就労ビザを持っている場合は、採用の可能性は高くなります。

 

現地採用ポジションのメリットとデメリット

海外就職メリット

海外で仕事をみつけやすく、海外移住の実現の近道といえる現地採用ポジションは、メリットもたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。

海外移住の視点で現地採用のメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

現地採用ポジションのメリット

  • 海外で就職できる可能性が高い
  • 希望すれば長期間働き続けることができる
  • 日本では就職倍率が高く就職が難しい、超有名企業で働けるチャンスがある
  • 責任あるポジションで大きな仕事に携われる可能性がある
  • 海外移住を辞めて日本に帰国することになった際に、キャリアアップにつながる可能性がある

現地採用ポジションのデメリット

  • 給料が現地社員レベルなので、物価の低い国だと、日本の給与水準に比べると低くなる
  • 日本人駐在員と現地採用の待遇の差が大きい
  • 海外移住を辞めて日本に帰国することになった際に、転職市場で過小評価されることがある

現地採用ポジションの探し方

現地採用ポジションの探し方は三つあります。

現地の日系転職エージェント経由で探す

国によりますが、日系転職エージェントがビジネスを展開していることが多いです。

あなたが就職に興味を持っている国があれば、その国の日系転職エージェントを探すことをおすすめします。

現地の日系転職エージェントは、現地の日系企業と直接やりとりをしているので、ホットなポジションを持っています。

また現地の事情をよく理解していいるので転職活動の心強いパートナーになります。

 

日本の転職サイトを活用して探す

マイナビやビズリーチなど日本の転職サイトを使って、海外のポジションを探すこともできます。

マイナビで勤務先を海外に設定して検索すると以下のように152件の海外のポジションがでてきます(2022年5月3日時点)。

マイナビ海外

またマイナビには、海外求人に特化したページもあるのでこちらから探すこともできます。

マイナビグローバル

 

海外転職に特化した転職サイトで探す

海外転職に特化した転職サイトは、現地採用のポジションを探すのに最適です。

海外での仕事に関してたくさんの情報があるので、仕事探し前の情報収集段階でも活用ができます。

カモメアジア転職

カモメアジア転職は、アジアの転職に特化したサイトです。

アジア以外の求人情報もありますが、基本的にアジア、特に東南アジアの求人情報が多く掲載されています。

海外就職経験者のインタビューや海外転職の情報が豊富なので情報収集にもおすすめです。

カモメアジア転職

https://kamome.asia/

 

Working Abroad

Working Abroadは外資系・グローバル企業の転職・求人サイト「Daijob.com」が運営する海外転職に特化した転職サイトです。

海外求人・海外転職など海外で働くための情報が豊富です。

「Daijob.com」が運営しているので求人の質も高いです。

working abroad

https://workingabroad.daijob.com/

 

現地採用の仕事を活用して海外移住を経験

海外移住

最後に現地採用の仕事を海外移住にどう活用するかについてお話ししたいと思います。

おすすめは、まずは現地採用で海外に出て、海外移住のトライ&エラーの経験をして、理想の海外移住へ近づけていくことです。

現地採用の仕事は、他の海外移住方法に比べると比較的簡単に海外移住、海外生活、海外での就業経験を実現できます。

実際に現地採用の仕事で海外移住を経験し、海外生活が合わなければ帰国して次の計画を練り直すことができます。

国が合わなければ、他の国への移住も挑戦できます。

海外生活や海外移住は、経験してみないとわからないことが多いです。

メリットもデメリットも海外移住を経験してみてやっとわかります。

なので、経験せずにずっと悩んでいるのであれば、一度経験してみることをおすすめします。

そのためにも、現地採用から海外移住を狙うのであれば、20代から30代前半がベストです。

20代から30代前半であれば、現地採用で海外に出て、その後に海外移住の計画を変更したとしても修正が比較的容易だからです。

私自身も30代前半で現地採用で海外移住を開始しましたが、その後家庭の事情に日本に帰国することになりました。

まだ30代だったので、日本に帰国して仕事も簡単に見つけることができましたし、実際の海外生活の経験をベースに今後の海外移住のプランも修正できました。

海外移住のつもりで海外に出て、結果的に日本に帰国することになってしまいましたが、30代前半で現地採用で海外移住経験をしたことは良かったと思っています。

海外移住や海外生活に興味がある、海外で仕事をしてみたいという強い思いがある人は、現地採用で経験をしてみることをおすすめします。

今回は、海外移住のおすすめの仕事として現地採用を紹介しました。

 

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