と不安に感じる方は多いと思います。
現地採用にチャレンジするには、日本の仕事をやめて海外に移住する必要があるので不安になる気持ちはすごいわかります。
現地採用の経験者の私からすると結論は、「現地採用やめとけ」は、正しくないと思います。
現地採用はキャリアアップや楽しい人生を送るための大チャンスだと思います。
現地採用は心からオススメしたいキャリアアップ、海外移住のアプローチです。
私自身は、現地採用の経験をキャリアアップに活用し転職して、年収も5倍以上になりました。
もちろん現地採用を選択し、成功する人もいれば、失敗する人もいます。
その一部の失敗談を切り取って「現地採用やめとけ」と言っているネットのコメントをよく見ます。
日本で正社員として仕事している人は、みんな成功していますか?
成功している人も失敗している人も様々ですよね?
現地採用だって同じです。
その人の努力や選んだ現地採用の仕事によって成功だって失敗だってあります。
なので「現地採用やめとけ」のコメントを鵜呑みにして現地採用を諦めるのはもったいないです。
しかし本当に「やめておいたほうが良い現地採用」「現地採用をやめておいたほうが良い人」もあります。
今回は、現地採用のメリットとデメリットを理解して、現地採用を成功させる方法を紹介したいと思います。
この記事を読んでわかること
- 現地採用の実体験
- 現地採用のメリットとデメリット
- 現地採用が向いている人
- 現地採用が向いていない人
- 現地採用で失敗するケース
- 現地採用を成功させる方法
この記事を書いている私は、30歳で海外MBA留学。
卒業後、日系企業の東南アジア支社に現地採用で入社。海外移住を開始。
その後、現地採用として、東南アジアの複数国で勤務。
現在は日本に帰国し、次の海外移住を計画中。
現地採用の実体験
まずは私の現地採用の実体験とキャリアアップにどう活用したか紹介したいと思います。
現地採用でキャリアップした私の事例
- 20代は日本で無名企業でサラリーマン
- 30代前半にベトナムで日本の某業界最大手企業で営業(未経験)として現地採用のキャリアをスタート
- 日本の超大手企業2社の営業を担当
- 1年半ベトナムで勤務した後、マレーシア支社に現地採用として異動
- マレーシアでも営業として、超大手企業2社の営業を担当
- マレーシアで1年間勤務した後に、家庭の事情で日本に帰国
- 現地採用ではあったものの、業界最大手企業で、最大手のクライアントの営業を担当し、かつ海外での営業経験を高く評価され、別の最大手企業で営業として正社員で採用される
- その後、日本で数回キャリアアップ転職をして現在に至る
私は、1社目の年収から比べると現在の年収は5倍以上になっています。
もちろん年収だけでなく、多くのことを学び、経験を積んで良いキャリアアップができたと考えています。
そしてそのカギとなったのが現地採用での経験だったと思っています。
現地採用で給料は少なかったけど、日本の超大手企業に就職し、超大手企業のお客様の仕事を担当。
かつ海外で英語でその仕事をしてきたという経験がその後の転職市場で自分自身の価値が高まったと考えています。
現地採用のメリットとデメリット
現地採用の仕事をすべきかどうか悩んでいる方は、まずは現地採用のメリットとデメリットを理解することが重要です。
当たり前ですが、メリットしかなく、デメリットがないものはありません。
現地採用もそうです。
メリットがたくさんありますが、もちろんデメリットもあります。
メリットとデメリットを把握した上で、メリットを活かして成功につなげていくことが大事です。
まずは、現地採用のメリットです。
現地採用のメリット
- 海外で生活、仕事をすることができる
- 大手企業で働けるチャンスがある
- 未経験で働けるチャンスがある
- 大手企業の大規模な仕事に携わることができる
- 英語や外国語を使って仕事をすることができる
- 海外勤務経験を積むことができる
- 日本では数少ない英語人材や海外人材になることができる
- 経験が正しく評価されると転職市場での価値が高まる
- ダイバーシティな環境で働く力をつけることができる
- 海外での人脈が広がる
- 価値観が広がる
- 視野が広がる
- 物価が低い国の場合、貯金ができる
現地採用のデメリット
- 日本と同じ仕事に比べると給料が低い(物価が低い国の場合)
- 日本からの駐在員との給料・待遇の差が大きい
- 駐在員と現地採用の差に劣等感を感じる
- 転職市場で現地採用の経験が正しく評価されない、低く評価されることがある
- 戦略なしで無計画に現地採用をすることでキャリアップに繋がらないことがある
現地採用が向いている人
私は基本的に現地採用をおすすめしていますが、やはり向いているとそうでない人がいます。
まずは、向いている人から説明します。
- 海外で仕事をしたい人
- 英語を勉強したい人
- 外国語の勉強が好きな人
- 異文化体験が好きな人
- チャレンジが好きな人
- 変化を楽しむ人
- ダイバーシティな環境が好きな人
- 多少のリスクをとって前に進める人
- 明確なキャリアプランがある人
- 将来の夢がある人
- 人生を楽しむことに積極的な人
現地採用が向いていない人
以下のような人は現地採用に向きません。
失敗する可能性があるので、考え直す必要があるかもしれません。
- 海外にまったく興味がない人
- 現状維持が心地よい人
- リスクは絶対に取りたくない人
- 外国語を勉強したくない人
- キャリアプランがない、作る予定もない人
- 人生を楽しむことに消極的な人
- 短期間でたくさんのお金が必要な人
現地採用で失敗するケース
目的が曖昧で無計画で現地採用にチャレンジするケースは失敗することが多いと思います。
会社や仕事内容にこだわらず、とりあえず現地採用で仕事を見つけて海外に出て生活は楽しかったけど、
帰国後に現地採用での仕事が評価されずに転職に苦労した、よい仕事を見つけられなかった。
なんとなく海外に行きたいという思いで現地採用で海外に来た。
現地採用と駐在員の待遇の差に劣等感を感じ、また異文化の生活でストレスが続いた。
長期的に海外に住みたいという目的ではなかったので、すぐに帰国した。
という話を良く聞きます。
現地採用を成功させる方法
一番大切なのは目的を明確にしてから現地採用を始めることです。
もちろん現地採用を開始してから、目的が変更になるのはかまいません。
重要なのは、最初に目的を明確にして、現地採用のキャリアプランをしっかりと立てることです。
あくまでも一例ですが、
- 現地採用で海外勤務経験を積んで、帰国後のキャリアアップに活用する
- 英語で仕事をできる能力を身につける
- 移住前提で長期滞在する
- 現地採用で複数の国での勤務経験を積む
などです。
目的を明確にすると、そのためにどの国で現地採用をすべきか、どんな会社で働くべきか、現地採用でどのような経験を積むべきか、
いつ次のステップに進むべきかなどプランが明確になってきます。
私自身は、現地採用をキャリアアップに活用することが目的でした。
そしてその目的は成功したと思っています。
現地採用をキャリアアップに活用する場合のコツ
そこで、現地採用をキャリアアップに活用する場合のコツを共有したいと思います。
もしあなたが、現地採用を経験し、最終的に日本に帰国してキャリアを築きたいのであれば、
現地採用ではなるべく日系大手企業で働くことをオススメします。
また現地採用でも大きな仕事に携われるポジションを選ぶことが重要です。
転職活動で重要なことの一つは、実績をアピールし、相手(企業や転職エージェント)に理解してもらうことです。
その時に誰もが知っている大企業で、大きな仕事をしていたということであれば、実績が伝わりやすいので転職活動に大きくプラスになります。
現地採用市場においては、日本では転職できないような、大企業、有名企業に転職できる可能性があります。
そのチャンスを活かすことが現地採用では重要です。
帰国後の転職市場での自分ブランディング強化のためにも大企業、有名企業での勤務がオススメです。
海外駐在・海外勤務に強い転職エージェント
日系有名企業で海外勤務を探すならJACリクルートメントがおすすめです。
JACは、日本で有名な転職エージェントですがシンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、中国、香港特別行政区、韓国、ベトナム、インド、英国、ドイツなど世界11カ国で転職支援サービスを提供しています。
JAC Recruitment Groupはは、もともと1975年に英国初の日系人材紹介会社として誕生した転職エージェントなので、海外の求人数、海外勤務のサポート経験は他社を圧倒しています。
私も海外のポジションを探していた時はかなりお世話になっていましたが、とても頼りになるエージェントです。
海外駐在・海外勤務を目指すなら登録すべきおすすめの転職エージェントです。
海外での仕事の探し方は以下の記事を参考にしてください。
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参考【海外移住におすすめの仕事】海外移住しやすいおすすめの仕事と探し方
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