投資、資産運用を始める前や始めたばかりの頃は、どこから始めて良いかわからないでよね。
また他の人がどんなものに投資をして資産形成しているか気になります。
ネットや本では、株はこうやってますとか、FXはこうやってますとか、不動産はこうしてますとか、個々のアプローチについて情報がありますが、意外と資産形成の全体像が見えてこないなぁと思います。
そこで、今回は、資産形成歴17年の筆者が、今取り組んでいる資産形成のアプローチを共有したいと思います。他人がどのように資産形成をしているか全体像を知ることは参考になると思います。
私自身は、27歳で株式投資を始めて、投資信託、外貨預金、米国株式、優待株投資、iDeco, 積み立てNISA、FX、そして不動産投資など様々な経験して投資・資産形成歴は、17年になりました。
とはいえ、私は投資のプロではありませんが、あくまでも参考として40代のマーケター、個人投資家の資産形成のアプローチを紹介したいと思います。
資産形成の目的
私の資産形成の目的は、サイドFIREに向けて不労所得50万円(月)を作ることです。
実際にサイドFIREするかわかりませんが、55歳までに不労所得50万円(月)が生まれる仕組みを作りたいと考えています。
かなりアグレッシブな目標だと思います。投資や節約だけでは難しいかもしれないので、キャリアップで年収を増やしていくことも併せて考えていきたいと思っています。
資産形成の3本柱
これまで色々試行錯誤してきましたが、現在は、株式投資、不動産投資、節約の3つをメインに資産形成に取り組んでいます。
資産形成の3本柱
- 株式投資
- 不動産投資
- 節約
株式投資と不動産投資でコツコツと資産を増やし、また節約(節税・ポイ活含む)で出ていくお金を減らす戦略です。
また投資に回す資金を増やすためにも、本業の収入を増やすためのスキルアップやキャリアアップも狙います。
とはいえ、色々な投資商品や資産形成のアプローチを勉強中なので、上記の方針も必要に応じてチューニングしていく予定です。
株式投資
株式は、以下の6つに投資しています。
株式投資のアプローチ
- 米国株積み立て(個別株、ETF)
- 香港株積み立て(香港市場の個別株、ETF)
- 株式優待投資(日本株)
- iDeco(現在は、企業型DC)
- 積み立てNISA
- クレカ積み立て(投資信託)
ほとんどが積み立て投資です。
裁量トレードのセンスがないことがわかったので、積み立てをメインにしています。
まだ投資金額が少ないので、配当収入は微々たるものです。
将来的には、投資金額が大きくして、まとまった配当収入(不労所得)の獲得を目指しています。
唯一積み立てではないのが、日本株の優待株投資です。
基本的に買ったら売るつもりはなく、株主優待狙いです。日々の生活をちょっぴり幸せにしてくれるスモールウィン(小さな成功)を味わうために始めました。
資産形成の最終ゴールは、10年以上先なので達成の喜びを味わえるのはかなり先です。
ゴールが遠くにありすぎると、そこに到達するまでモチベーションの維持が難しいと思います。
そこで少しずつでもゴールの喜びを味わえるように優待投資をしています。定期的に優待が貰えるのはちょっと嬉しいですよね。
不動産投資
まさに今新築の一棟アパートを建設中で、4月からサラリーマン大家としてアパート経営を始めます。
毎月決まった家賃収入が入ってくるので、初の不労所得です。
不動産投資は、やり方次第で、ほぼ不労所得になるので、1棟目の様子を見て、今後も投資を拡大していくことを考えています。
今回は、新築の一棟アパート投資から始めましたが、今後は、区分マンション投資や海外不動産投資も検討していこうと思っています。
節約・節税・ポイ活
こちらは、お金を増やすというよりは、出ていくお金を抑えるアプローチです。
以下の4つを中心に取り組んでいます。
節約・節税・ポイ活リスト
- ふるさと納税
- 楽天ポイント
- ANAマイル
- ポイ活(モッピー)
普段のお買い物をクレジットカードで支払うことでコツコツとポイントやマイルを貯めています。
ポイントは楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)がおすすめです。上手く利用すれば、1〜10%もポイントが貯まります。そして貯まったポイントを次の買い物で使います。
それに加えて、モッピーなどのポイントサイトで、色々なアプローチでポイントを貯めています(ポイ活)。そしてこちらで貯まったポイントで買い物に活用します。
また楽天のふるさと納税を活用してお米やお肉など日々の食料品を購入しています。
このようにポイントを貯めたり、ふるさと納税を活用することで、出ていくお金を最小限にして、その分を投資や貯金にまわしています。
地味なアプローチですが、資産形成において、長期的なインパクトはとても大きいと考えています。
それぞれとても奥が深いので、また別途説明しようと思います。
このように、株式投資、不動産投資、節約の3つを中心に資産を増やしていくことを目指しています。
過去からの学びとおすすめ(20代、30代の方向け)
20代、30代の方は、少しづつでも良いのでできるだけ早く投資や資産形成をはじめると良いと思います。
実際にやりながら勉強するのが効率的です。
また積み立てや不動産投資は特にそうですが、時間をかけて長期間運用することで効果を発揮します。
私自身は、20代に株式投資で大きく失敗したのと、また30歳の時にMBA留学でまとまったお金が必要だったので、株に失敗してからは、手堅く貯金一本でした。
今は40代になってしまいましたが、20代を振り返ると、少しずつでも積み立て投資を続けていれば良かったと思いますし、不動産投資ももう少し早く始めていれば良かったと後悔しています。
20代の頃の私は、投資や資産形成に関して知識がなかったので、資産形成の全体像や長期的な視点を持つことができませんでした。
なので限られた投資商品(日本株のみなど)や資産形成方法(銀行預金のみなど)に偏っていました。
一つの投資商品に集中するメリットは、上手く行けば最大限の利益を得ることができることですが、逆にデメリットは、失敗した時の損失も最大ということです。
そして、巨額の損失を出した場合、その投資から退場する。一つのアプローチしか投資をやっていないので、投資活動全体から退場することになるのです。
色々な投資オプションがあるのに、一つに失敗して、投資自体をやめてしまうのはもったいないことです。
そのためにも、少額でも良いので複数の投資オプションに分散投資することをお勧めします。
一つの投資が上手くいかなくても、他が上手く行っていれば気持ち的に継続しやすいと思います。
繰り返しになりますが投資や資産形成は続けることが大切だと思うので、続けられる方法を見つけるのが重要だと思います。